それは英雄と英雄が紡いだ物語。
グルグ火山に突入する所から一気に終わらせました……。
何も言えない、神ゲーという月並みの言葉しか出てこない、語彙力がない。
昨夜終わらせたのに思い起こそうとすると、感情の一つ一つが濁流となって目から流れていく。
何から書けばいいのかわからない……。
アレだ、ヴァウリースの履行直後がイケメンすぎて漆黒で一番びっくりしました。
FF14とロマサガとメガテン混じった顔になりやがってもっと異形の者になるべきだろ!
巨大タロースを作ろうとノルヴラントの皆が集まって、タロースが立ち上がった時にももう既にこみ上げるものがありました。
アルバートは仲間の皆が光の大氾濫を起こした大罪人と呼ばれるこの世界をどう思っているんだろうと時々思った事があります。
でもこのタロースイベントでアルバートがタロースを見上げたシーンを見た時にああもう……と。
後々アルバート自身から告げられたけどわかってたよ俺はもう。
ヴァウリースを討伐した後の水晶公の“小悪党”の台詞。
こいつマジでどんな心情で言ってるんだ?
グルグ火山突入前にこんな事言っといてさぁ。
タロースの心核を取りに行く時も俺と一緒に昔から戦っていたようだって言われて嬉しそうに微笑んでさぁ。
ペンダント居住館にサンドイッチ届けたり、俺が光を封じ込めすぎた兆候が出た時もドアの前でソワソワしてノックしたり。
めちゃくちゃ好きな俺に200年越しに再会して星見の間でずっと見ていた奴が本当、どんな気持ちであの台詞を吐いて次元の狭間で消えようとしてたんだ。
その後も俺が罪喰いになりかけてる所でクリスタリウムでアルバートと話したりフェオが飛んできたり、暁やノルヴラントのみんなが心配してくれたり。
第一世界に光が戻っても全然落胆してない、ノルヴラントはつええよ。
テンペストまで来て、エメトセルクの本心も節々に見え隠れしていましたね。
なりそこないの人類達に星を任せられないというのも本音なんだろうけど、自分の故郷や古代の民たちの想いも取り戻したかったんだろうな。
だからこそアルフィノも、エメトセルクが奥に消えようとした時に待ってくれと一言掛けたんだろう。
ただもうお互いに引けないとわかってるから話し合いをもちかけるんじゃなくて、覚悟の一言をエメトセルクにぶつけて……。
暁がノルヴラントの意志を持っているようにエメトセルクにもアシエンの意志があって、それはもちろんヴァウスリーとランジートにも。
ハーデスを終わらせた後のエメトセルクの言葉。
最後の最後に、光を良しとしない世界で光が闇を打ち破るのがとても……とても……。
いやしかし本当、漆黒の物語の主役ジョブを暗黒騎士にするの天才すぎて天才としか言えない。
痛みも苦しみも連れて旅をする、それはきっとアシエン達のそれらの意志をも持っていく事になるんだろうなぁ。
水晶公と同じ……いやそれ以上の時間を、なりそこないである人間達に混じって生きてきたエメトセルクにも、その歴史を見てきたからこその思いがあったでしょう。
友人から聞きましたが、時間切れになるとお前達をも糧として生きようみたいな台詞が出てくるらしいです。
目的が違っても、想いはきっと一緒なんだろう。
そしてね……はい……。
駄目だ……それは駄目……。
いや本当……クリスタルタワーやっといて良かった……。
ここやってなかったら三番目の選択肢だったり、ヴァウリースで彼の名を呼ぶというのもなかったりするらしいですね。
吉田、頼むからクリスタルタワーとバハムートをどうにかルーレットに組み込んでくれ……。
いやもう完璧すぎる……なんだこの……なんだ……。
何……?
わからない……。
このままだと3日ぐらいずっと感情の波にただただ漂流するだけになってしまうのでハーデス戦の話をします!!
漆黒の最後の方も見たいって言われたのでTwitchで残してました。
ハーデス戦、めっっっっちゃくちゃ激アツ。
ここでBGMがかかるタイミングがもう天才。
天才って100万回言っていい?いいよね。
そしてここ、もうわかってる、演出をわかってるわかりきってる。
討滅戦の8人という設定を漆黒のラストで出してくるの天才が過ぎる。
設定を絡みに絡ませてるじゃん、こんなの壊れちゃうよ、感情の崩壊。
時間も時間なのでシャキるかなと不安でしたが、なんとかシャキって。
MTをやりたいわがままを聞いてくれた野良の方、朝方まで付き合ってくれた友達に感謝を。
前哨戦で被ダメデバフ喰らいすぎて痛撃を貰って死んで、最後までやりきれなかったなぁと思ってたけど衰弱が切れたタイミングでSTの方がスタンス切ってくれたんですよね。
もうね、FF14暖かい。
朝方でパパっと終わらせたいだろうに初見でグダる俺に渡してくれたの暖かすぎる。
履行時には久々に見るアクティブ・タイム・マニューバ、かっこよすぎ。
後半戦は厚い回復もあり、優れたDPSさん達の助けもあって1ぺろで終わりました。
MIPも沢山貰った、凄い、素直に嬉しい。
というわけで漆黒も終わり、FF14は一区切り。
まだFF14は続いてるんですけど、完成度が高すぎる。
新生があって、蒼天があって、紅蓮があって、漆黒があるんですよね。
漆黒は本当、FF14という物語の集大成という感じ。
蒼天も紅蓮も好きで、でもあれらは竜詩戦争やドマやアラミゴ解放というストーリーで完結されているんですよね。
それが漆黒では英雄譚の一つとされていて、いや本当、なんて言えばいいのかわからないけど、漆黒はFF14!!!!!!なんですよ。
ここから自分語り。
いつの日か、友人とゲームについて「ゲームの何が良かったらいい?」と話してた日がありまして。
俺は萌え豚なので「キャラが良ければ続けられる」と答えたんですけどね。
それは本当なんだけど、今となってはそれだけじゃない気がして。
勿論ストーリーが極端に良くてキャラが刺さらなかったり、ストーリーが良くなくてもキャラが刺さったりしたら好きになりますけども。
BGM・キャラ・ストーリー・操作性、そして何よりプレイヤーがそのゲームに対してどう思うかってのが大事なんだと思いました。
一つだけ切り取るんじゃなくて、それらが混ざり合ってゲームなんだよね。
そういうことを考えさせてくれる最高のゲームなんだ、FF14……。
改めて謝辞を。
FF14を作ってくれたスタッフ方々、新生のほぼ最初から付き合ってくれたフォロワーのゼクさんくらいんさん、他にもルーレットで顔を合わせただけのヒカセン達と、この稚拙な文を流し読みでもしてくれた人がいたら、ありがとうと伝えたい。
でもメディカラを10秒ごとに掛けるだけのヒーラーや先釣りするDPSは許してないからな。
もちろんこれからFF14の色んなコンテンツにも手を出したいと思いたい、思わせてくれたこのゲームを飽きるまでやり続けたいと思ってます。
ありがとう漆黒。
終
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