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今すぐやらずとも買っておきましょう。
書きたい事はこれだけなんですけど折角なので序盤のあらすじと感想だけ書いておきます。
早速ですが「死」と「うつ病」というテーマを含んでいます。と書いてある通り、ゆめかわでふんわりとした雰囲気とは裏腹に暗さが含まれています。
これはトレーラーを見た方がわかりやすいので置いておきます。
トレーラーを見てから気になっていた方もいたのではないでしょうか、俺もその一人です。
最初、ホワイトスペースという真っ白な空間から主人公「OMORI」を操作する所から始まります。
扉を開けると、出迎えてくれるお友達。
冒険はそこから始まります。
広い森、不思議な世界、ピンク色のお城……様々な場所をお友達と駆け巡ります。
しかし、冒険を続けていると、ある出来事とその真相が浮き彫りになっていく。
それにどう立ち向かうのか、はたまた立ち向かわないのか。
どちらを選択するのも「OMORI」の自由です。
だいじょうぶ、きっとうまくいく……。
以下ネタバレあり感想。
だいじょうぶ、きっとうまくいく……。
これがそんな意味を含んでるとは本当、最初は思いもしなかった。
でもよく考えると窮地に追い込まれてる時や勝率が低い勝ち筋を選ぶ時とかに出てくるよなあとも思った。
期待はしていたんですけど、想像以上でした。
しっかりとストーリーが作り込まれていて、何よりもキャラクター達が本当に生きている。
ケルは変わらず元気だけど直情的で、オーブリーはぐれてるけどしっかりと優しさもあって、ヒロが一番悲しんでいただろうけどその悲しみを抱えながらも生きていたんだろうなあと。
会話の一つ一つに彼らの生き方や個性を感じ取れました。
そのキャラクター達を活かすストーリー、OMORIが感じているであろうホラーの演出、どれも上手。
ストーリーに関係ない寄り道要素やサブクエストもあってゲーム性もしっかりと含まれている。
ただやはりストーリーが最高なので、序盤~中盤辺りのゲームパートが倦怠感を覚えてしまうような作りではあったかな。
で、終盤の乗り越えた後の落差。
最後のDUETはもう、なんというか……ようやく辿り着けた結末なんだけど、決別をしてしまう寂しさもあって。
その感情が病室で目を覚ましたサニーとリンクしていて心が詰まる思いでした。
全体通して好きなキャラクターはケル。
普通に凄い可愛いオーブリーや現実の病んでるバジルも好きだったんですけど、やっぱりケルのまっすぐな所が好きだなぁ……。
年齢を重ねると相手の立場を考えて発言したり、言葉を喉で留める場面も多いけどケルは「それは悪い事だ、やめろ」「それは良いことだ、誇れ」と自分の感情に素直なんですよね。
良くも悪くもその言動が効きましたねぇ、特に現実パートだと。
墓場で聞けるヒロの話で好感度が上がったのを考えると、多分自分は感情を素直に出す子が好きなんだろうなと思う。
本当にどうしようもなくてぐしゃぐしゃになってたんだろうな、ヒロ。
その上、プレイ時間20時間未満でこれだけ心に刻まれたのは初かもしれない。
めっちゃ良かったです、OMORI。